どうか。ただ前だけを。
21年前の今日、1995年10月22日。
櫻井くんにとってどんな21年だったんだろう。
アイドルとして生きた年月は総じてどんなものだったんだろう。
櫻井くんはきっとアイドルの自分が好きだろうなと思います。
アイドルの櫻井翔について考え始めると、
2014年のHを必ず思い出します。
"誰も背中なんか押しちゃいないのに"
この言葉を言うのに15年かかったよね。
【あなたの社会】はどんなものだったんだろう。
きっと強力な向かい風だったんだろうと思います。
"自分に言い訳"たくさんしてきたんだろうな。
うまくいかない時、選ばれたから仕方なくここで仕事してるんだ、って言い聞かせて。
周りに何か言われた時、「正直デビューなんてするつもりなかったんだけどさあ」って。
アイドルという職業に対して、恥じる気持ちと、好きな気持ちと、誇りを持ちたい気持ちが混ざり合っていたんだろうな。
だけど元から負けん気が強いから、「アイドル」が馬鹿にされないように、今までアイドルじゃない自分と関わってきた人に認められるようにするにはどうしたらいいかってたくさん考えて。
だからこそキャスターへの道も開けた。いつの間にかオリンピックのメインキャスターなんてやるようになって、本業がアイドルだってわからないくらい熱心に、少しの隙もないくらい完璧で。
どれだけ強い気持ちを持って「アイドル」をしてきたんだろう。
この道に恥がなくなったこと、誇りを持てるようになったことは伝わってくる。それを感じられるのはとても幸せだなと思います。
でもこんな状況でも満足する人じゃないから。
まだまだ自分にしかできないことを探し続けて、挑戦し続けるような人だから。
どうしても目が離せません。
立ち止まったらこっちも一生終了だよ。
櫻井くん、今幸せですか?
アイドルとしての人生、どうですか?
「良かったんじゃない?」くらいまで来れましたか?
いつか「悪くないかな」が「本当に良かった、俺の人生他に考えられない」ってなる日が来るかな、来てほしいな。
きっと34歳まで独身だなんて想像してなかったよね、小中高大一貫の有名男子校に行ってアイドルをしてるなんて周りの人誰にも予想できなかったよね。
でも普通の幸せを奪ってごめん、とは思わないよ。わたしにはそんなこと言う資格がないから。彼が選んだ人生は間違ってなかったって言い続けたいから。
誰もが予想しなかった人生を歩んで大成功ってすごいことだと思う。「そんなの最後まで大成功だったかどうかはわからないよ」って笑いそうだけど、十分だよ。
「まさかの人生を歩んだけど最高に幸せです」って素直な言葉がいつか聞けるかな、そう思ってくれる時があるかな。
そう思ってくれる時を作れるおたくでいたいです。
わたしの大好きな強い櫻井翔を作り上げたのは、間違いなく「アイドル」という職業そのもので。
自分なりの理想のアイドル像があるのはとてもよくわかるけど、櫻井くんの愛情は、悪い言い方をすると不器用だし、良い言い方をするとさりげない、かな。
さりげなさすぎて伝わらないことが多いと思うよ、でも無理にわかりやすくしなくても良いと思う。それを探すのが櫻井くんを好きな醍醐味に最近はなってきました。
櫻井くんはどういう風に応援してもらうのが好きですか?
わたしは櫻井くんが好きなおたくかな、それとも嫌いなおたくかな。
相変わらずわたしは櫻井くんのことをほとんどわかってないようにな気がします。文章にするといつもそう。
一生わからないんだろうな、そういう人だから他に目移りもせずにただひとりだけを追いかけ続けているのかもしれません。
息をするように努力をするあなたが好きです。
どんな時も周りが見えているあなたが好きです。
人間臭いあなたが好きです。
自信を持って堂々としてるあなたが好きです。
楽しそうに笑っているあなたが好きです。
口いっぱいに食べ物を入れておいしそうに食べるあなたが好きです。
いつでもかっこいい余裕のある大人なのにたまに抜けているところが好きです。
好きなところをあげると薄っぺらくなるけど、たくさんの「嵐・櫻井翔」を見てきたつもりです。
櫻井くんの悲しそうな顔はできるだけ見たくないよ、見たくないから、一緒に笑っていたいから。
これからもお互いに笑っていられる関係でいようね。
笑顔にしてあげたいし、笑顔にしてね。
ずっとずっと憧れの人です。大好きな人です。
ずっと、とか確証のない言葉を使うのは好きじゃないし、そんなことありえないって思うけど、それでも櫻井くんには「ずっと」って言葉を使いたい。そのくらい櫻井くんはわたしの中で大きな存在です。
Q:いまの職業についていなかったら何になっていたと思いますか?
「考えるのをやめてしまいました。」
そのくらい重荷を背負った人生だったんだって。
櫻井くんは「後ろは振り向くな」という歌詞やラップをよく描くイメージがあります。それは一般人のわたしにも勇気をくれるメッセージです。櫻井くんはわたしの「道を照らす灯台」だなとこういう言葉を聞くたびに強く思います。
アイドルになってくれてありがとう。
わたしの生活に彩りを与えてくれてありがとう。
死ぬまで失くしたくないものは?という質問に「向上心」と答える、最強アイドル。
"目指す場所は誰よりも高く"
これからも好きでいさせてね。
22周年もお祝いできますように。
2016.10.22 21st Anniversary