「ほら一緒に」

ああ、こういう世界を見せてくれようとしたんだ。やること1つ1つに、大きな想いが詰まってるんだって、やっとわかった気がした。

Japonism Show in ARENA 
2016年4月23日
サンドーム福井の2部公演に参加してきました。

パンフレットで櫻井くんは「"近くで見てもらうこと"が目的じゃない」って、「ドームのサイズではできないことを見てもらいたい」って言ってた。

その通りだった。

近くに行かなくても近いアリーナで、上を目指し続けている間に手にしたエンターテイメントの力をこうやって発揮したかったんだって。

ドーム公演では上の方の席を気にして、たくさん近くに来ようとしてくれるけど、あんな会場をいっぱいにするファンの多さもうれしいんだろうけど、それでもやっぱり「魅せるステージ」を作ってみたかったんだろうなあ。

曲と曲のつなぎ目、移り変わりが綺麗で素敵でたまらなくて。
嵐はわたしの中で世界一、宇宙一銀河一のエンターテイメント集団で、5人で歌って踊ってる景色を見れることが幸せの頂点だって改めて思わせてくれた公演でした。

わたしは巨大な「嵐」っていうグループにひょこひょこついていくことしかできないけど、それでもずっと、振り落とされるまでしがみつきたいって、どんどん強くなっていく嵐も、もしかしたら弱まる嵐も、近くじゃなくても遠くでも、見続けられる限り見ていたいって。

どこからどう見ても櫻井くんが大好きな人と目を合わせることさえ奇跡だったり、MCを上手に面白く仕切ったり、いつもの笑い声で遠慮なく笑ったり、美しくて儚かったり、誰が見てもかっこよかったり、間違いなく強かったりする彼のこともずっと見ていたいと思わずにはいられません。

ある演出で彼のところに集まってくる4人の顔を見て、本当に楽しそうにしていた顔が忘れられない。わたしの大好きな人は、最高の4人に囲まれてるんだって、この目で見てそう感じられたのがとっっっってもよかった。

きっと嵐は、自分たちのことを好きな人を置き去りにしたかったわけじゃなくて。むしろ立ち止まってくれたのかな、と思う。16年を振り返って、今まで置いてきてしまった人たちのために振り向いたのかもしれない、って思う演出もありました。忘れられてなんかない、広い意味でみんなのことを考えてる。今までの「足跡」を確認して、これからの糧にして、もっともっとたくさんの人を幸せにする人たちになっていくんだろうなあ。もしかしたら、これからも「ほら一緒に」ってたくさんの人に伝えに行く意味も含んだツアーなのかもしれない。

福井で見た5人は相変わらずすごく大好きだったし、これからももっと好きだなあって思う、いつも通りの、もしくはそれ以上の姿を見せてね。なんだか5人がわたしたちに見せたいと思う姿をありのまま受け止める覚悟ができた気がします。

会えない時間は君のことを考えたんだいつだってそう
どんなに遠くても絶対忘れることなんてないよ

これからも自分の遥か前を歩いてる頼もしい背中に見惚れながら、ついていかせてね。
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