いまのきもち

全部わかってたつもりだった。

ただのつもりで、全然なにもわかってなかった。

 

あの報道から早1週間。

それを知って、相手について調べて、

最初単純に「いいじゃんすごいじゃん」って思った。

でも冷静になればなるほど、気持ちが沈んで。

 

自分が入れ込みすぎたのがよくなかった。

周りの赤いもの、部屋のポスター、

色んなところのパスワード、

インスタのID、スマホの中の写真、

自担がよく聞く音楽のプレイリスト、

ハードディスクの録画番組。

どこを見てもなにをしていても

Twitterをアンインストールしても

すぐに連想してしまう環境にしたのが、

そもそも間違いの始まりだったんだと思う。

 

どこの占ツクだよみたいな内容の記事も読みました。

想像通りのところと想像と全然違うところがあって、

これは本当に10年近く応援してきた人なのかと他人事のように思いました。

 

要するになにもわかってなかった。

わかったつもりで勝手に騒いで、

それが楽しかったけど今は虚しいです。

 

ずっとや永遠なんてないけどそれでも

ずっと好きだと思ってた。

好きじゃなくなる方が難しいと思ってた。

でもこんなに簡単にそういう時は

訪れそうになるのかと単純に驚いています。

 

毎年自担の誕生日は

「来年もお祝いできますように」って書いてた。

どこかに今年で最後かもしれないという気持ちがあったから

書いていた言葉のつもりでした。

でも実際のわたしは結局そんなことあるわけないと思ってた。

なにかあっても悪態つきながらも

一生懸命バイトしてそのお金をつぎ込んで

「やっぱりわたしの幸せこれだ」って思えるんだろうって。

 

今日久しぶりに見た自担はなんだか知らない人みたいでした。

たった1週間なのに、自分がどういう気持ちであの人を見ていたのかわからなかった。

 

ただの趣味で止まるべきものがそうでなかったことが一番の反省です。

それでもそのくらい好きだった。

櫻井くんの幸せだけを願ってきたつもりだったのに。

 

正直今は、これからも好きです応援しますとは言えません。

このなんともいえない感情をぶつける先もありません。

もちろん文句もありません。

 

好きにならなきゃよかった、

と初めて思いました。

櫻井翔はわたしのほとんどだった。

 

おたくを辞める時は、

「いい思い出!大好きでした!これからも好きではいます!」

と思うのがわたしの理想でした。

後悔したり、嫌いになったり、今までのことを否定したくないと思ってた。

 

それはあくまで理想で上手くいくもんじゃないなと思っています。

35歳の人に恋愛しないで、結婚しないで、

なんて言うのが普通じゃないのもわかってます。

 

とりあえずもう少し考えます。

ただの趣味のことで馬鹿らしいと自分でも思うけど、

自分の気持ちをまとめたいと思って

1000字を超えるようなものを書いてしまいました。

 

どうしてこんな気持ちなのか

1週間経った今、自分でもわかりません。

 

また、戻れるように、なんとか。